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夢は夢を追う

夢の中の俺は何故か47歳というリアルな設定であった。そして現実では恋愛対象ではない20代後半の女性に惚れ、これまた失恋する。

夢の中で落ち込むことの虚しさはその夢に辿り着く夢を見ようと俺をまた47歳というリアルな設定な場面に戻ってくれた。

ざわめきがあるはずの人混みが続く長いエスカレーターは無に等しいほど静かだった。上に向かう行先はどこか?

そんな事を考えながら、下へ向かう人混みのエスカレーターの中に胸を打たれる光を感じた。

それが、最初の夢の始まりだった。・・・つづく
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暑い!だから一句詠む

結構暑い。いや、ぜんぜん暑い。いや、もしかして暑い???

熱中症一歩手前な感じな今日この頃。世間ではスマホ片手に街に町に繰り出す模様。

そんなこんな暑い時は、

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やっぱりビール。

ビールが似合う時期に輪をかける様に俺の心を打つビールが現れた。

その名はサッポロラガー。別名・・・‘赤星‘と言うかどうかは知らないが、生ビール・缶ビール・ハイヒールの括れたお姉さんの夏服にも心を乱す俺は今日も一句詠む。

生ビール 泡と共に 金消える・・・

熱中症な一句

テクニック ソープの姉さん 泡食らう・・・桂マー丸でした。

暑い!だから一句詠む

今シーズン初めての

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食う。

そしてここで一句

そばにいる 裸の君を 笊に盛る・・・



ま・・・その4

ー魔法の扉のムコウガワでコンニチハー

すると、ふたりを乗せたベッドは青い世界の空に高く高く飛び上がりました。

「よし、次は物知りの布団爺さんに会いに行こう!!!」

いつの間にか、ちょっと大きなお兄ちゃんの膝の上に座ったベッドさんは言いました。

「布団爺さん?」

「あの爺さんは何でも知ってるから、こんこんの薬がどこにあるのか知っているよ。じゃ、行くぜ!それ~!!!」

大きな大きな風がやって来るとふたりを乗せたベッドは布団爺さんのいる枕島へと吹かせました。・・・つづく

ま・・・その3

ー魔法の扉のムコウガワでコンニチハー

ちょっと大きなお兄ちゃんの大声を聞いたベッドはドーナツの車輪はグルグルと回り始めました。

すると大きな夜の世界の壁がゆっくりと開きだし明るく広がる青色の世界がちょっと大きなお兄ちゃんの心の中に手を振ってます。

「しっかり持ってなよ!!!」

「誰?だれが僕に・・・」

ちょっと大きなお兄ちゃんは声がする後ろ側をおそるおそる見ました。

そこには小さなベッドの形をした人形のようなロボットのような妖精のようなベッドがいました。

「オイラもいっしょに、こんこんを治すお薬を探しに行くぜぇ。」

ちょっと大きなお兄ちゃんは笑顔で頭を「うん」とさげ、「ベッドさん早く行こう!!!」

小さなベッドの形をした人形のようなロボットのような妖精のようなベッドは腕を組んで言いました。

「ベッドさんか・・・本当はオイラの名は・・・まぁ~いいか、じゃ行こう。」

そんな名前がついたベッドさんはちょっと大きなお兄ちゃんのパジャマの袖を掴むと、

「ベッドベッドドットコムコム~」とへんてこな呪文を唱えました。・・・つづく



ま・・・その2

ー魔法の扉のムコウガワでコンニチハー

「僕が『こんこん・・・』を出ないようにしてやる。」

そんな考えを思うと不思議な事が起ころうとしています。

ムニ・ムニ・ムニ・ムニ~~~~・・・・・・

ちょっと大きなお兄ちゃんが寝ているベッドに、なんと!4つの車輪が生えてきました。

その車輪はドーナツで出来ています。

ちょっと大きなお兄ちゃんはベッドの下側を覗き込むと大喜び。大きな夜の世界の眠気も吹っ飛んだちょっと大きなお兄ちゃんはベッドの手摺りを握り締め、勇気を出し大声で言いました。

「こんこんを治すお薬を探しに行こう~~~!!!」・・・つづく

ま・・・その1

ー魔法の扉のムコウガワでコンニチハー

「こんこん・・・こんこん」

小さな赤ん坊さんの小さな咳が大きな夜の世界で鳴り響きます。

「こんこん・・・こんこん・・・」

起きているのか、寝ているのか、苦しいのか、苦しくないのか。

「こんこん・・・こんこん・・・こんこん・・・」

小さな赤ん坊のちょっと大きなお兄ちゃんは大きな夜の世界で心配になりました。

「どうしたのかな?」

「あぁ~治ったかな・・・」

こんこん・・・が聞こえなくなるとちょっと大きなお兄ちゃんは安心して眠くなりました。

でもまたしばらくすると、

「こんこん・・・こんこん・・・」

ちょっと大きなお兄ちゃんは眠い眠い眠りの世界で大きなあくびを一つするとある事を考え始めました。・・・つづく

おっさん、菓子パン食う・・・番外編

なんのこちゃなく5月の爽やかな風が相変わらずの分からず屋で俺に話しかけてくる。

「やっぱ、酒はワンカップやね~」

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「風くんも酒好きですか?」

僕は言葉にせず風の便りにそっと綴った・・・

おっさん、菓子パン食う・・・番外編ー完ー

おっさん、菓子パン食う・・・第3部

5月の爽やかな風が懲りずに俺に話しかけてくる。

洗ったばかりのプール制服のまま飛び込んだ君と僕、濡れた長い髪女の子がオンナに変わった、そして『夏日』を『夏目』と読んでしまう俺は間違いなくおっぱい好き・・・かな?

で、無邪気で早熟な俺が選んだ、

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‘アップルパイ‘と言う名のパン。

アップルパイとオッパイの狭間で俺は生きて行きたい・・・うわぁ~~~!!!

おっさん、菓子パン食う・・・第3部ー完ー

おっさん、菓子パン食う・・・第2部

5月の爽やかな風が、また俺に話しかけてくる。

雨降る5月の放課後あの娘を抱きしめた想い出、水色の青空に君を照らした想い出、そして『夏日』を『とんび』に聞こえる俺は5月の爽やかな風に答えることにした。

「アベック・・・てぇ~なんねぇ?」

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‘アベック‘と言う名のパン。

あなたの谷間に飲まれたい・・・

おっさん、菓子パン食う・・・第2部ー完ー

おっさん、菓子パン食う・・・第1部

5月の爽やかな風が俺に話しかけてくる。

人過ぎゆく流れ、人恋しく思う夕暮れ、そして『夏日』を『なすび』に聞こえる俺は話しかけてくる5月の爽やかでしなやかで軽やかで朗らかでまろやかで何が何やら・・・で、ただひたすら菓子パンが食いてぇ~

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‘フラワー‘と言う名のパン。

あなたの甘い練乳に包まれたい・・・

おっさん、菓子パン食う・・・第1部ー完ー

みち

誰も知らない道がある

その道を進めば青空に繋がると言う

青空が見えると‘元気’になると誰かに聞いた事があった

元気無い頭の上には現実的な悔しさを乗せた重い曇り空が楽しそうに浮かんでいる

現実的な悔しさは辛い過去も呼び寄せお節介雨も降らせてくれた

雨を避けようと傘を広げるが傘が開かない

屈辱の雨の中びしょ濡れの僕は人に心を開かない様にしているようだ

くそ生意気な傘と僕その二つを全力で広げると何故か雨が止んだ

‘誰も知らない道’があると聞いた事があった

その道を進むと何処にたどり着くのだろう?

疑問も持たぬ生きてきた少し前

疑問を感じた今この瞬間目の前に道が見えた

留まるか突き進むか二つに一つの雨上がりのブルースが聴こえてくる

くそ生意気でちっちゃい僕なりの答えを出し恥ずかしく照れくさく歌声を上げた

やっぱり曇り空は飛んで行き粋で意気な青空がその道を照らしてくれたんだ

この道を進めば青空に繋がると言う

その青空の向こうには夢の扉をノックできる場所があるとまた誰かが言っている…ら・し・い・よ… 

9月朝の想い

-9月朝の想い-

空に僕達の願いが届く時

虹の橋が現れる

弱い絆がひとつでも 諦める事さえしなければ 強い心が目覚めてくる

最初の一歩は辛くても 前を見る事ができれば 届くはずのゴールは見えてくる

だからこの空に願う

少しだけの勇気が舞い降りる様に 僕達に七色の世界が見える様に…

数え切れぬ挫折

映画館の座席の様に列んでいる

ひとつの想いクリアすれば また重い何かがやってくる

弱い自分を責める事 強くなろうとする僕達を捜している

心の闇で葛藤する人 自ら挫折の座席に腰深く座り込む

だから闇から立ち上がり扉を開けよう

次のステージに立つ為に 逃げない自分が見守ってくれる…

空に微かな願い届いた時

優しさの星空が広がる

自分を励まし続けた事が 誰かの助けになった事に気づく

手を差し延べる人に素直に力になれた時 本当の僕達に逢えた気がする

だから空は見ている

僕達の願い送った日から

優しさの星空に虹の橋が見えた時

これからの僕と今までの自分と手を繋ぎその橋を渡り七色の大地目指して行くよ…

家路ー

「家路-(イエロー)」

『君に逢いたい』
その気持ちだけで僕は強くなれる
嘘っぽい笑いと偽りの悲しみ詰まるこの街でひとり生きる寂しさにも慣れてきた
無数に流れ込むスクランブル交差点の人集り 僕は無意味な忙しさに乗り遅れそうになるけど君との思い出忘れたことはない
だからこの街の意地悪な風や馬鹿げた雨にも耐えられるし だからこの街の嫌な顔と最低な仕草を感じとる事が出来る
赤信号待つ間
目を閉じる僕には笑顔の君が横断歩道の向こうで手を振る姿を触れそうになれるし
青信号渡り 
騒々しい曇り空見上げると青空の下にいる元気な君に逢えそうな気にもなれる
そして黄色い僕の素直な気持ち『いつもそばにいたい…』

『君の事が好きだ!』
勇気を出した僕はひとつ強くなれた
子供っぽい恋から大人の途中を駆け登った僕達 自分に背伸びする事覚え始めた二人
手を繋いで歩いたあの時のアーケード今も人がいないのかな?時間が止まりそうな退屈な町で君だけが眩しく見えたその瞬間
だから君の長い黒髪がそっと風で靡く時に だから僕の肩先に少し体寄せる君
赤い花の前  目を閉じる君の唇に優しくキスした
青いフェンスよじ登り誰もいない学校のプール服のまま飛び込んだ
そして黄色い素直な僕の気持ち『あの頃に戻りたい…』

『今すぐ逢いたいよ』
その言葉の寂しい思いに胸が痛む
埃とゴミが散らばり油断すると腹を空かせたハイエナの餌になるこの街の流れ
今日も情報を積み込んだ爆撃機がこの街の上空を飛び回り‘流行り’の爆弾を投下している
だからこの街は傷付く事なく人を受け入れ光りと陰を大きく造りあげた だからこの街の陰で咲く小さな花が好きになった
赤い文字の落書き睨み 見えぬ爆撃機に白い旗を掲げよう
青白い地下道走り抜け尻尾巻いてこの街から逃れよう
そして今夜黄色い月夜に負け犬の遠吠えを投げつけた…

『さようなら』
思い出無いこの街の高層ビル見上げ独り言
夢と希望だけをポケットに押し込み暮らした小さな部屋で1通の手紙と下手くそな絵を書き終えた
満腹そうなカラスの鳴き声がボロボロアパートの錆びた階段の鉄を剥がれ落とすと身を売る女の悩ましい声が何処かの部屋から聞こえてきた
だから人は懸命に生きている だから希望は失望に変わるけど絶望までは簡単には進まない
赤信号待つ人集り
みんなが自信に満ち溢れた顔をしている
青信号渡る人集り 
何処にたどり着くか解らぬ後ろ姿がこの街を動かしてる
そして陰に黄色く咲く花の絵を最後の思い出に持って帰るよ…

『町に戻る、もし今でも君が…』
そこから先は書けなかった手紙
小さな鞄と夜汽車の切符握りしめると夕暮れ点す外灯だけが見送ってくれた
波落ちる人の群れは今日の疲れを背負い込み夜の街へ消えて行くんだろう
そんな僕は故郷へと続くレールを見つめていた
だからこの街来た時と同じ雨の夜に だから君宛ての手紙読んでくれたかな?
一番端のプラットフォームに希望行きの列車が到着するとあの頃のように輝く僕が降りてくるのが見えた
誰か知らぬ希望の背中に手をあげ‘頑張って’と呟く自分に後ろめたい気持ちはこの街に残す事にする
そして列車の扉は閉じ僕を黄色い夢に導いて行く…

『少しだけありがとう』
輝き溢れるダイヤモンドの街を見渡し列車は出発する
車窓に映る僕の横顔は君がくれた何通もの手紙を読み返している その薄く黄色の便箋に丸みある見慣れた文字だけが生きがいの時があった
無数に広がる星空を見上げ一緒に指差した流れ星の事や自転車の後ろに君を乗せ汗を流しながら山道を走った事…いっぱいいっぱい思い出した
だから待っててほしい だから勝手な僕だけどもう一度君が欲しい
赤い朝日が眠れない奴らに今日と言う贈り物をしてくれる
青く懐かしい川の流れが車窓を照らし始めた時から胸の奥が締め付けられた
そしてこの町に昇る黄色い太陽は誰かの帰りを待っている

『君に逢いたい』
その気持ちだけで僕はこの朝を向かえる
小さな駅で小さな列車に乗り換え軋む座席に凭れ掛かる無残な男の夢を観た事を思い出した
体に響くレールの振動が胸の鼓動を落ち着かせると僕は立ち上がりこれから始まる終着駅にたどり着いた
だから涙が頬を伝う だからこの町だけが僕を待っててくれた
黄色く弾く透き通る声が僕の名を呼び走る君を抱きしめた
この駅は‘再会’と言う駅名にしよう
耳元で呟く僕は君を抱きしめて泣いた
そして薬指に指輪を誓った僕達は黄色い花束に囲まれ幸せに向かい『もう離さない…』
ウェディングドレスの手を握った…

ノータイトル2

-夏陽炎-

夏の校舎からブラスパンドの音が聞こえた 渇く喉 蝉の声 街路樹の木陰

夏の陽炎がアスファルトを揺らす

夏の風が目の前を揺らす

流れる汗 蝉の死骸 電柱の陰

遠くから聞こえる誰かの声 『影を見つけなさい』

夏の暑さが僕を襲う

夏の恐さ僕は知った

夏の陽炎…その正体は? 熱中症だよ~

夏の校舎からプールの水しぶきの音が聞こえた 冷ビール 柿の種 野球観戦

夏の陽炎が夏の楽しみ誘う

夏の風が欲望を揺らす

油汗流れ 尻押さえ そしてダッシュ

遠くから聞こえる誰かの声 『トイレを見つけなさい』

夏の暑さが僕を襲う

夏の恐さ僕は知った

夏の陽炎…その正体は?下痢ラ豪雨だよ~

夏の校舎フェンス越しから声かけられる 長い髪 枯れた声 デカイ肩幅

夏の陽炎が太い足揺らす

夏の風が制服スカート舞い上げる

流れる汗 逃げる蝉 夏の稲妻

聞きたくない奴の声 『お兄さん い・か・が』

夏の暑さが僕を襲う

夏の恐さ僕は知った

夏の陽炎…その正体は?女装兄さんだよ~

(猛暑にヤラレ気味です。皆様はお元気ですか?)

ノータイトル

-心の遠吠え-

闇の中を走り抜ける真夜中の戦士達

日の丸の下は今日も哀しい雨が降り注いでいる

TVから自爆テロのニュースが日常的に流れ罪なき人々がこの世を去って行く現実

神と神のいがみ合い誰が止めれるのだろう?

そんな深い苦しみがあるのを知っている俺は子供を抱きしめこの国で強く生きようとしている

そしてこの子達の未来 闇に覆われているのを知らぬ顔する年老いた政治家の欲望

‘全てを変える’熱い指導者が拳を突き上げ熱弁するが熱帯夜の如く民衆はウンザリな夜明けを受け入れようとする

遡る深き傷 平和の鐘を鳴らす度に幸福が遠ざかる 

あの日あの時の朝は二度と戻らぬ事を知りながら悪を落とされた悲しみの夏

大地は新しい命を求める人々に寄って蘇りの未来の行方を託している

この日青空を覆いかぶさる入道雲の下 過去・現在・未来の事を考える事の出来る現実の素晴らしさ

微かな光が見える限り真夜中の戦士は闇を走りぬけると 

やがて蒼ざめた青空の下に辿り着くのだろう・・・

8月6日 罪なき人の命が失われる事があらぬようこの日を祈りたい

今夜斜めに傾く月に

‐今夜斜めに傾く月に‐

ほろ苦い愚痴を言ってしまった俺にあいつは黙って話しを聞き流し空いたおちょこに酒を注いでくれた

「ここの勘定は俺が払う」

あいつはほろ酔いながら言った

二軒目の飲み屋で女の子に声をかけ騒いだあの頃を懐かしく思い出すとあいつは俺の肩を叩き

「気にするな!もう一軒行こう!」

酒屋の路地を指差し走り出した

その後ろ姿を見て俺は考える

俺達の人生の月はどこに行くんだろう?

今夜の月は斜めに傾き街を照らしている・・・

透き通った夢はモロモロと儚く消えた 家族が待つ家にも大分慣れてきて部屋の明かりが恋しい時もある

「おかえり・ただいま」

何気ない日常の会話

ただそれだけを幸せと思っていいのか?自分自身に問いかけるけど今の自分はここまでなんだろう

「諦めるな!ハートを熱く!」

カラオケ歌詞 喉嗄らすまで歌いこんだ夜

あの頃の俺を歌い未練を嘲笑う

マイク片手の俺は叫び考える

俺達の人生の舟はどの島に着くんだろう?

今夜の月は斜めに傾き馬鹿を照らしている・・・

立ち呑みが並ぶここは励ましのストリート カウンター隣見知らぬ歯の抜けたオヤジさんが俺達に言う

「人生これからよ!」

慣れないウインクの瞳が充血していた

乾杯で酒を飲み干し俺も慣れないウインクをしようと誓った オヤジの背に頭を下げて酔ったあいつの肩を抱き

「気にするな!もう一軒行こう!」

俺は夜空の月を指差し考えた

俺達の人生の月はどこに行くんだろう?

俺達の人生の朝はどこから来るんだろう?

俺達の人生の夕焼けは眩しいのかな?

その答えは今夜斜めに傾く月から落っこちそうな兎に尋ねてみよう…


すたーと

‐すたーと‐

暗闇を歩いてる 意味も無く歩いてる

詰まらない拘りを見ているから暗闇なんだ

少しだけ目を開けよう 違う景色を観る為に

小さな一輪の花が目を開けた僕を待っていた

その花を育てたいと暗闇の僕は思った

その花には水が必要だと思った僕は始めて大きく目を開けてみた

こんなに綺麗な世界がある事を知っているのに自分から目を閉じていたんだ

僕は何故か後ろを振り返った

そこには足跡で書かれた『迷い』と言う文字がはっきり見えた

それを見て笑った僕は背伸びし大きく息を吐いて小さな一輪の花に小さな挨拶をして水を探しに行く

僕の前には真っ直ぐと広がる道が続き その先に雲ひとつあるのが見えた

その雲の下僕は水があると信じ歩き始めた

景色は音も無く変わって行く そして穏やかな足取りは忘れていた胸の奥の弾みを呼び起こしてくれた

ただ大笑いしたくなる僕は誰もいない青が広がる上を狙い大きな大きな笑い声を掲げた

気持ちが晴れる…こんな事なのかと腕組みし考えた 何かを納得した僕は再び雲を目指し歩いてるいると向こう側から見覚えのある姿が見えてくる

其奴は目を閉じ勝手な不安を風呂敷に包み背中で背負って大袈裟な汗をかいている自分だった

「もうすぐ小さな花がある それだけ踏むな!」

目を開けた僕は目を閉じた自分に怒鳴ってやった

解っているのか解ってないのか其奴は僕を見向きもせずどんどん通り過ぎて行く

僕は大袈裟な風呂敷に向かって叫んだ

「お前にも花が見えるよ!きっとな!」

其奴は愛想無しの手を挙げ自分なりの道に進んで行った

僕はまた雲に近づきたい為一歩一歩前に進んだ 息切れも疲れも悩みも迷いも‘力’になる

そんな事が分かり出すともっともっと前に進みたくなった

雲の下に近づく事に風が強くなり雨も降り始めた

前へ前へ進む僕を邪魔するように風も雨も強くなってきた

「もう諦めて目を閉じよう」

それをしたら楽になれる でもそれをしたら今度は暗闇のどん底に堕ちる気がした

歯を食いしばり辛い気持ちを歌に変え僕は諦めずまだ前へ突き進む

風も雨もまだまだ強くなるが風の音も雨の音も今僕がいるこの場所では心地好い音色に聴こえてきた

好きだった唄が胸の奥で蘇ってくると少し先の方に何かが見えた

僕は上を見つめた 目指していた雲の真下に来ていたんだ

風と雨の中大きく目を開け何かが見えた所まで走り出す

だんだん近づいて行く だんだん姿が見えてきた

そこには七色の傘を持つ誰かが僕を待っている

僕は慌てて七色の傘の下に飛び込んだ

「ヨクココマデキタネ」

僕を待っていたのは小さな一輪の花だった

「キミノキモチデ僕モココマデ大キクナレタ」

僕と同じくらいの背丈の小さな一輪の花はまた言った

「ココカラガ本当ノすたーとダヨ」

一輪の花は七色の傘を僕に手渡す 風も雨も消え爽快な真っ直ぐの道が見えてきた

「カナシイ時ハ ソノ傘ヲ広ゲ ツライ時ハ僕ヲ咲カセテオクレ」

その僕と同じの背丈の小さな一輪の花は消えていき僕は今新しいスタートラインの前にいた

そして雑音の汽笛が鳴り響くと全力で走り始めた僕は夢を追いかける僕の後ろ姿を抱きしめた…

今 僕は暗闇の世界に別れを告げ 見つけた夢を追う自分に近付いた。

ペダル

‐ペダル‐

小雨降る中 疲れた体で自転車を走らせる

川沿い高校のグランドからキャッチボールのミットの音が弾け出す

青春時代 下ばかり見ていた俺

おっさんになった今 輝く物を見つけだせた

年金 生活保護 重い金の話しが耳元で引っかかり季節が変わるたびにはしゃぐ奴らを羨ましく思いたいけど年がら年中働く俺にはそんな余裕もない

首に巻いたタオルと汗臭いTシャツ それが俺の原動力

悪い事するほど落ちぶれてもいないし

良い事するほどお人好しでもない

だけど助けが欲しい人には小さな心を差し延べよう

誰の為でもなくただ自然のままに…

午前4時盛りのついた野良猫が「行ってこい!」と俺を見送る

マーケットのバックヤードに貨物車を駐車すると何時ものように「お疲れさん!」と元気な声がかかる

寝床が恋しい時間に働いてる人達

本当の意味でこの国を支えている気がした

戯言 政治家 難しい顔をして日本の未来を占う 予算が膨らむたびに苦しむのは誰何だろう?そして俺は今日も腰を痛め笑顔で働き続けている

1本のビールとネギ多めの冷や奴  それが俺の原動力

悪い事してまで金持ちになりたくもないし

良い事した所で感謝されるわけでもない

でも金が全てだとパソコン画面の文字が囁く

金の為に平気で人を傷付ける野郎がこの世の中を嘲笑う…

肩まで伸ばした髪が向かい風で靡いている

川沿い高校のグランドから若い掛け声が聞こえてくる

長い髪には白髪が交じり始めた

おっさんになった今 失いたくないものを掴み取った

産声 芽生え 瞳を熱くさせてくれた 寝返りするたびに俺の顔見て笑顔を見せてくれるこの子が本当に愛おしい

ヨダレまみれの赤子の笑顔 それが俺の原動力

大切を覚えた俺は今輝いてるし

愛されている事を知った俺は明日が待ち遠しい

小さな手は何かを求めてやがて大きな世界が待ち受ける

羽ばたくのは大人ではなくこの子達なんだろう…

小雨は北の空から晴れ渡り 俺は自転車を停め遠くの空を眺めた

川沿い土手の黄緑の雑草が足元で揺れている

ある時まで 逃げてばっかりの俺はおっさんになった今 やっと覚悟ができた 小雨は止み生温い風が汗臭いTシャツも揺らし俺は長い髪を一つに束ねた

首に巻いたタオルと汗臭いTシャツ それが俺の原動力

悪い事するほど落ちぶれてもいないし

良い事するほどお人好しでもない

だけど助けが欲しい人には小さな心を差し延べよう

誰の為でもなくただ自然のままに

仕事終わりの疲れた俺が希望と言う名の自転車に跨がり明日へと向かうペダルを踏み締めていく…
プロフィール

あっしは流れ者

Author:あっしは流れ者
文字と空想を武器にやって来ました、あっしは流れ者。フィクションアクションジャンクションを交え日々文章を書きたいと努力しますので是非ヨロシュウお願い致します。(たまに日記物も書きますので)

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